お子様が産まれる前に | 札幌市西区のたんぽぽ母乳育児相談室。母乳の抑制(断乳)、乳腺炎の予防と治療など行っております。

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お子様が産まれる前に

  お子様が産まれる前に

妊娠中の方へのメッセージ

赤ちゃんの誕生を心待ちにしている貴方は、希望も大きい反面、不安な気持ち...少なからずお持ちではないでしょうか。

無事に生まれてくれるのか
赤ちゃんは健康に育ってくれるのか
自分達の生活はどう変化するのか

などなど...
妊娠中はやはり、出産という大仕事が最大の関心事かと思いますが、出産後はやれやれと思う間もなく出てくる問題が授乳です。
母乳は「赤ちゃんを産んだら、自然に出てくるのかな?出てきたらのませればいいか」という漠然としたイメージを持っている方が多いかと思います。

母乳で育てるかミルクで育てるか

赤ちゃんが健康に育てればどちらでもよいのです。
でも、母乳の仕事をしている立場の私からの一言。
我が子に母乳を飲ませられるのは、世界中であなただけなのです。
母乳には赤ちゃんを守る仕組みが何重にも仕組まれています。

人由来のたんぱく質

(赤ちゃんにとって、最も自分の細胞に近い人が作り出す栄養です)

生の成分

(免疫物質や白血球など、生きて作用する物質が含まれています)

等々、数え切れないほど赤ちゃんを守るための役割をしてくれます。
だから、是非、あなたのお子さんには、貴方の母乳を与えて欲しいのです。

妊娠中に何かしておく事はある・・・?

妊娠中に乳房は、準備段階にあります。また、乳房への刺激が子宮収縮を起こす事があるので、桶谷式では妊娠中のマッサージは原則行いません。セルフケアとしては、37週(満期)以降に入浴の際に乳輪乳頭をマッサージ(痛みのない程度)5分位でよいでしょう。乳輪乳頭の形態に不安のある方は、ご相談にいらしてください。

生まれたら・・・

赤ちゃんが最初に口に含むものはお母さんの乳頭が望ましいです。赤ちゃんはなんでも吸い付こうとする本能を持っています。

哺乳瓶は楽に出てくるので、最初に楽を覚えると、乳頭への吸い付きが下手になることがあります。乳汁は黙って待っていても出てくるものではなく、赤ちゃんが何度も吸い刺激する事で出始めるのです。正しい授乳を知る・・・。赤ちゃんが上手に吸えるかどうかは、とても大切です。吸い方いかんで、詰まり、乳腺炎、分泌不足をきたす場合もあります。

できるだけ早い段階で、授乳を軌道に乗せることは、育児を落ち着かせる近道かと思います。当相談室では、桶谷式の乳房マッサージをはじめ、実際に授乳や、搾乳の練習を行っています。一人で悩まずに是非相談にいらしてください。